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大館樹海アリーナ 体育館

秋田県産の杉材で、スパン約 50m の大空間を実現。

大館樹海アリーナは、平成19年に開催された国民体育大会の成年男女6人制バレーボール会場として使用されました。

構造は、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造+木造であり、メインアリーナ・サブアリーナを中心に放送室、会議室があり、観客席は可動式となっています。シンプルで流れるようなラインの一枚の木造大屋根のデザインは、雄大な大館の自然をイメージすると共に、スポーツがもつスピード感、動きのダイナミズムを表現しています。大屋根の架構は、鉄板を集成材で挟み込み、張弦梁を張った梁を構造用合板の規格寸法(900mm)に合わせたピッチで連続させることで構成されています。集成材と鉄、テンション材といったハイブリットな混構造とすることでコストを抑えた屋根構造となっています。

  • 公共施設
  • 集成材
  • ティンバラム
設計事務所
株式会社 石本建築事務所
担当グループ会社
ティンバラム
所在地
秋田県大館市
木質構造部材
集成材
使用樹種
スギ(秋田杉)、ベイマツ
使用量(材積)
1809.0m3
延床面積
7,700.0m2

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